バズキャリアとは?NEXT STAGE TOKYO参加者が感じた学歴よりも大事なもの
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バズキャリアとは
みなさんはバズキャリアをご存知でしょうか。
バズキャリアとは、
大卒資格を持たなくても
人生を変える就職の実現を目指す
非大卒限定の就職支援サービスのことです。
インフルエンサーマーケティング事業及びメディア事業を行う株式会社VAZが昨年、「学歴関係なく誰もが活躍できる社会へ」をビジョンに掲げこのバズキャリアというサービスを立ち上げました。
また広告塔にはYoutuberのヒカルさんを起用し、話題となりました。
学歴社会に埋もれてしまった大卒資格は持っていないけど才能や可能性を持つ若い人材と
人手不足の問題を抱える優良企業、学歴に関係なく優秀な若手人材を採用したいと考える企業とマッチングを行うインターフェース的役割を担うサービスです。
率直に素晴らしいビジョンや取り組みだと思いました。
余儀なく進学を諦めた人や、大学を中退した人も多いと思います。
今の現状を変えたい人
自分のやりたいことを見つけたい人
もっと成長したい人
そんなやる気を持った方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
このサービスは非大卒の若者であれば誰でも気軽に活用できます。
勿論、サービスは全て無料であり、チャット形式で気軽に就職や進路の相談ができます。
ただ優良企業に就職できるのはあくまでも、一部の人に限ると思います。
サポートや支援はしてくれますが、最終的な繋がりを確立させるのは個人の実力や努力と、求人側である企業の判断です。
勉強しなくても就職できるという間違った認識が伝播し、勉強しなくなる若者が増えては大問題です。
NEXT STAGE TOKYO
2017年8月4日〜8日の5日間、バズキャリアを運営するVAZと、非大卒向け就活支援事業を行う株式会社ハッシャダイ共催により
”人生を変える5日間”と題した大規模な就活支援イベント”NEXT STAGE TOKYO”
がDMM.com本社(〒106-6224 東京都港区六本木三丁目 2 番 1 号 住友不動産六本木グランドタワー)にて行われました。
イベントでは、著名経営者・著名起業家による講演会、ワークショップ、個別企業説明会、企業訪問等が行われました。
このイベントには一週間で約14,000名の応募があったそうです。
そして選考を通過した約300名が本イベントに参加しました。
ちなみに僕は参加時には既に就職しおり急な転職は不可能な為、本イベントには俯瞰的に参加しました。参加の動機としては面白そう、いろんなに起業家に会える、DMMのオフィス行きたい、といったワクワク感が行かないという選択肢に勝ったからです。勿論、IT業界やベンチャー企業への興味は大いにあります。
また、ヒカルやVAZのクリエイター、他YouTuberのファンではありません。
勿論、動画はたまに拝見していますが特に誰かのファンという訳ではありません。参加者の中にはヒカルに会いたいからという不純な動機の人もいましたから、そうではないということを述べておきます。
”人生を変える5日間”と題したイベントですが
「人生が変わったか?」と聞かれると、
僕は「はい。」と答えます。
純粋に参加して本当によかったと思いました。
自分とは何もかもベクトルの違う人たちと関わり合えたことで多様な価値観や、観念にシフト、というよりアップデートできた気がします。
これまでを思い返しても部活動や研究室の活動、インターンなどのある種コミュニティの中で紆余曲折を経ることが学校の授業よりも、人間として陶冶されたような気がします。
ですからこういった普段とは違った環境、空間で経た経験の存在は大きいような気がします。
大企業に入るのは無理だ。
5日間で変わるわけない。
信用できない。
などの否定的な意見も見受けられましたが
実際、参加者の中にはアドウェイズやVisionaryといった大手企業
さらにはDMMアカデミーに進んだ人もいます。
結果として参加者300名のうち約80人が優良企業に内定したそうです。
これらの事実から否定的意見は棄却されたといっても過言ではないでしょう。
余談ですが、面白いのはこのイベントの直後にヒカルが炎上したということです。NEXT STAGE TOKYOは炎上前の開催だったので期待感も非常に高かくその中で大成功と言える結果になったはずが、広告塔の信用欠如によって認識が大きく変わってしまいました。これはネットへの信頼度、影響力含めいろんな意味で面白い且つ重要なポイントだと思います。SNSの普及に伴い発生した問題だと思いますが虚偽・悪質な情報が氾濫しています。炎上後、デマ情報を流したり、排他主義者がそういった情報をかき集めあたかも真実のように振る舞い攪乱させている様子を度々目にします。何を信じ、何を疑うかは個人の教養や、これまでの人生経験によると思いますが、どうか聡明な判断をして頂きたいと思います。
実際どう変わったかや、NEXT STAGE TOKYOの詳細に関しては需要があればまた後日記載したいと思います。
実力で勝ち取る内定直結型就活イベント” バズキャリ就活 ”
そして先日、VAZは「バズキャリア」の内定直結型イベント「バズキャリ就活」を3月3日(土)及び18日(日)に、VAZオフィスにて開催することを発表しました。
イベント内容は以下の通りとなっています。
また、下記サイトにはイベント詳細とNEXT STAGE TOKYOより優良企業に内定した人の様子が掲載されています。
日程 : 2018年3月3日(日) / 3月18日(土) ※2日程50名ずつ
場所 : 株式会社VAZ オフィス
費用 : 無料
参加対象:18歳以上の中卒/高卒/専門卒の方(学生不可)
募集人数:100名
イベント内容:
①逆求人ドラフト
〜与えられた1分という時間で内定をつかみ取れ〜
各企業に対して1人1分間ずつ自己PRを行い、企業がチェックを付けます。
②営業体験型ワーク
〜身の回りにある「あるもの」を社会で働くビジネスマンに売り込め〜
各企業様がそれぞれの設定に従い(コンサルタント、主婦、ラーメン屋など)お客様として求職者の営業スキルをチェックします。即戦力人材にとっては大きなアピールチャンスになります。
今回のバズキャリ就活は、内定直結型の就活イベントと題しているためより多くの優良企業への内定者が出ることが期待されます。
しかしその反面、選考ハードルは上がり、通過する全体の倍率も高くなると考えられます。課題を突破した一部の人たちが掴める切符ではないでしょうか。
到底生半可な気持ちでイベントの参加は難しいと思われます。
現時点でどのような企業が参加するかはわかりませんが、優良企業のみを招くそうなので楽しみです。
イベントの内容も面白そうです。
学歴より大事なもの
僕はこれまでの経験を通して、仕事において学歴よりも大事なものがわかった気がします。
それはモチベーションの有無です。
端的にいうと、やる気があるかないかです。
これからの社会に必要な人材はこれをもつ人に限ると思います。
よくモチベーションの有無は学歴に表れるという人がいますが、その基準は画一的です。何故なら、大学に行くモチベーションと、仕事としてのモチベーションは別物の場合が多いからです。
モチベーションのある中高生のほとんどは大学進学を目指して受験勉強をし、モチベーションのない人は進学を諦める、というのが大多数だと思います。
しかし、勉強したいことがあって進学するはずがいつしか、偏差値を上げることに夢中になりそれが目的化してしまい進学後彷徨う人もいます。
社会に出た後に、自分の描いていたビジョンと違うとか、本当はこんな事がしたい、と感じるのは大卒も、非大卒も同じではないでしょうか。
勿論、やりたいことがあって大学に行く人たちも沢山いますし、やりたいことを見つけるために大学に行くことも選択肢として存在します。大学生活で得るものも大きいと思います。
ただ少子化社会による売り手市場と、大学数増加の背景において学歴は数ある中の一つの武器にすぎないものになる傾向は大きくなるような気がします。
主体性をもって仕事に取り組むこと、貢献しようとすることが何より大事だと思います。
誰もが活躍できる社会へ
誰もが活躍できる社会を実現するためには、内在的にモチベーションが発生する人たちには学歴に関係なく挑戦することが可能なプラットフォームの形成が必要だと思います。
つまり、やりたいことがある、世の中を変えたい、実現したい価値観がある、もっと成長したいといった強いモチベーションを持っている人たちすらも学歴という一つの表面的なパッケージだけで判断し、振るい落とす社会構造はやめて、各個人の本質的な価値に目を向ける習慣を確立しなければならないということです。
これは決して学歴だけの問題ではありません。
性別、学校名なども同じです。
もう既に、学歴だけで人を判断する人たちは極一部だと思いますが、男女差別や障礙者差別が払拭できないのと同じように多様性の乏しいステレオタイプな人たちとの確執はまだ解消していません。
大卒資格がなければ面接すらしてもらえない企業も存在します。
ただ、非大卒を大卒と同じ扱いで同じように採用してほしいといっているわけではありません。あくまでも公平に挑戦できる場の提供があってもいいのではということです。
より多くの人が活躍できる社会になるには上記の環境に加え
自分には学歴がないからできないといったネガティブな概念を捨てること、自分の見える狭い視野の世界から脱却することといった個人的な問題の解決も必須だと思います。
自分のビジョン、価値、目標に合った職業選択ができる幅が広がり、挑戦ができるような環境が整えば社会全体にとって大きな利益となるのではないでしょうか。
学歴に関係なく誰もが活躍できる社会の実現は、決して学歴弱者のためだけではないということです。
結果で壊せ
そして何よりもその学歴社会を打破するためには結果が必要です。
Twitterでは#結果で壊せ のついたツイートをバズキャリアが主体となって発信しています。
非大卒の著名な起業家、経営者の方は沢山いらっしゃいます。
NEXT STAGE TOKYOに協賛頂いたDMM会長の亀山敬司さん、CAMPFIREの家入一真さん、アドウェイズの岡村陽久さんをはじめ、 ZOZOTOWNの前澤友作さん、GMOグループの熊谷正寿さんなど
もはや学歴という概念で捉えることすらナンセンスに思えますが、多くの方がイノベーションを起こしています。
僕たちは頭の中で分かっていても、実際にぶん殴られないと気づかないことは、結構多いような気がします。
例えば、海外に行ってやっと英語の重要性がわかったとか、あの人みんなに敬遠されているけど喋ってみると本当はいい人とか、仕事を優先しすぎて家族との時間が足りてなかったなど、経験してみてわかった、誰かに言われて初めて気がついたことは何かしらあるのではないでしょうか。
それと同じように結果で示せる、ぶん殴れる人がたくさん現れることが次のステージへ進むために必要だと思います。
まとめ
社会で働く上で大事なことは学歴よりもモチベーションの有無です。
そのやる気を持った人たちが学歴に関係なく存分に力を発揮できる社会をバズキャリアは創ろうとしいます。
「学歴関係なく誰もが活躍できる社会へ」というビジョンは
これからの世界を主体的に生き抜くために必要なことであると思います。
その社会を実現するためにはまずは結果が求められます。
それがいちばんの方法であり、近道だと思います。
蔓延る学歴社会を結果で壊せる人たちがNEXT SATAGE TOKYO及びバズキャリ就活から沢山出てくることを期待しています。